究極のクリーンエネルギー「水素」。
脱炭素社会実現のための切り札として期待されています。

燃焼しても温室効果ガスや大気汚染物質をまったく出さず、「究極のクリーンエネルギー」として注目される水素。脱炭素社会を実現するためには、排出される温室効果ガスの8割以上を占めるエネルギー分野における取組が特に重要とされており、再生可能エネルギーなどを最大限活用することによりCO2排出を大幅に削減する必要があります。再生可能エネルギーから生まれた電力を水素に変えて貯蔵・輸送することで、必要な時に必要な場所で発電することが可能になります。工業用水素の国内トップサプライヤーとして、長年蓄えた「社会に役立つ水素技術」が真価を発揮する時代が到来しました。

「社会に役立つ水素」で道を拓いたパイオニア
岩谷瓦斯は圧縮水素、液化水素ともに国内トップのサプライヤー。国内で最初に水素ガスの外販事業に取り組み、シリンダーを束ねたカードル、トレーラータイプ等の供給形態を開発するなど「社会に役立つ水素」のインフラを整備し、製鉄等の基幹産業から電子部品・半導体等のハイテク産業まで、多様な用途へ水素を広めたパイオニアです。現在も、増え続ける工業用需要にお応えするため全国をカバーする水素の供給ネットワークを構築。小容量向けのシリンダーから大容量向けのトレーラー、大口需要家向けの液化水素、オンサイト供給まで多様な輸送・貯蔵方法をご用意して、トップサプライヤーとしての社会的責任を担い続けています。
液化水素「製造・輸送・貯蔵」の高いハンドリング技術
水素を運んだり貯めたりする時には、体積を小さくすることで効率が良くなります。通常は15~20MPa(150~200気圧)程度の圧力で150~200分の1に圧縮した水素ガスを高圧水素トレーラーで運搬しますが、当社は水素を圧縮するだけではなく、液化することによって体積を縮めて運んだり貯蔵することを得意としています。水素を液化すると、体積は800分の1に縮まるため、液化水素のタンクローリーで運ぶほうが、圧縮水素ガスに比べて大量輸送、大量貯蔵に適しています。
私たちは業界に先駆けて1978年からこの液化水素を製造しています。長年蓄えた液化水素のハンドリング技術はいま、水素がエネルギーとして大量に必要とされる社会においてあらゆる領域で貢献できるものと考えています。
当社は東日本初の液化水素プラント「千葉工場」を2009年に建設。イワタニグループの「ハイドロエッジ」(大阪府)と「山口リキッドハイドロジェン」(山口県)とあわせて、全国への安定供給体制を整えています。
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水素トレーラー
容量:1,100~3,100㎥
圧力:14.7・19.6MPa
使用量:2.300㎥/月~ -
水素カードル
容量:70~300㎥
圧力:14.7・19.6MPa
使用量:400~2,300㎥/月 -
水素シリンダー
容量:7~10㎥
圧力:14.7・19.6MPa
使用量:~400㎥/月 -
液化水素コンテナ
容量:約35,000L (約31,000㎥)
使用量:200,000㎥/月~ -
液化水素ローリー
容量:約20,000L (約17,800㎥)
使用量:20,000㎥/月~
イワタニグループでは水素のインフラ拡充を進めています。

燃料電池車(FCV)の普及や発電分野での利用等で、エネルギーとしての需要が大きく拡大する水素。その水素をお届けする私たちにも、さらに高い効率性と経済合理性が求められます。世界に先駆けて燃料電池車(FCV)の販売が開始された我が国において普及を促進するために、イワタニグループでは水素エネルギープロジェクトをいち早く立ち上げました。 82MPaという高圧水素ガスのハンドリングを安全と操作性を基本に設計。コンパクトでスピーディーに燃料電池車に充填できる水素ステーションを建設し、管理、運営までを行います。より一層の安定供給体制の拡充に努め、「水素エネルギー時代」を支えます。
イワタニ水素ステーションの画像
※臨時休業の場合もございますので、ご来店の前にお電話で営業についてご確認ください。
※イワタニグループ以外が運営する水素ステーションも表示されます。
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イワタニ水素ステーション
尼崎日本初の商用水素ステーション
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芝公園東京都心部初の水素ステーション
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愛知刈谷コンビニ併設型の水素ステーション
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東京有明