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エネルギーの未来
産業の明日を創る
仕事を共に。

代表取締役社長

上羽 尚登

Hisato Ueha

代表取締役社長 上羽 尚登

産業ガスから、エネルギーへのシフトに挑む

産業ガスから、
エネルギーへのシフトに挑む

私たち岩谷瓦斯は岩谷産業グループの中で、産業ガスメーカーという重要なポジションを70年にわたり担ってきました。中でも当社がトップサプライヤーとして全国に供給している“水素”については、創業者が「いつか水素で飛行機が飛ぶ時代が来る」という先見性と思いを持ち、事業化に邁進。その後、国内で初めて産業ガスとして水素の製造・販売を開始した歴史があります。1986年には日本初の国産ロケットのエネルギーとして、当社の液化水素が使われるということにもつながりました。水素自動車の研究を行なっている大学には40年以上前から液化水素を供給し、今日あるような水素ガスを燃料として使った自動車の開発や普及に貢献し続けています。

また水素は現在、世界的なカーボンニュートラルの推進や地球温暖化の解決に向けた、究極のクリーンエネルギーとしても注目されています。その中で、水素に対する知見を積み重ねてきた当社の責任・使命は、今後より大きなものとなっていくでしょう。さらに、2050年には世界の水素市場は2.5兆ドル規模にも広がる見込みがあるといわれており、当社にとっては千載一遇のチャンス。水素を軸とした産業ガス分野から、より広範囲なエネルギー分野へシフトする大きな転換点だと捉えています。

100年企業に向けて、新たな挑戦をこれからも

100年企業に向けて、
新たな挑戦をこれからも

資源が少なく、その大半を海外からの輸入に頼っている日本において、今後もエネルギー問題は避けては通れません。もし、エネルギーの輸入が途絶えたらどうなるか? 代替エネルギーは何か? こうした常にあるエネルギーセキュリティに対して、いかに貢献できるかが当社に問われる使命であると考えています。その原点となるのは、当社の「世の中に必要な人間となれ、世の中に必要なものこそ栄える」という理念です。私は、この言葉を一番大事なものと思っていて、社員一人ひとりにもDNAとして受け継がれています。

実際に産業ガスに携わる当社社員は、産業のインフラを担う供給者としての使命感、脱炭素社会の実現に貢献したいとの強い思いを持って働いており、これが新たな製品の開発やサービスの向上といった挑戦への原動力になっています。親会社の岩谷産業株式会社が2030年に創業100周年を迎える中、当社も新たな中期経営計画を策定中で、脱炭素をテーマとした成長戦略や施策を盛り込んでいます。計画を実行していくこれからの数年間は、当社にとって最も重要であると考えており、社内で新たな挑戦が加速し、個々の成長にも大きな影響を与える期間だと思います。

新しい技術・仕事に挑戦し、成長してほしい

新しい技術・仕事に挑戦し、
成長してほしい

岩谷瓦斯は20代~30代の社員が約半数を占め、多くの若手が活躍しています。その若い社員たちにいつも伝えているのは、「2040年ごろには、水素エネルギー社会が実現する。その未来を見据え、私たちは水素ガス・水素エネルギーのトップサプライヤーとして、揺るがぬ存在感を持った企業になろう」ということ。そのためには、「真面目に、安全に、確実に」という当社のモノづくりの伝統や精神は大切に守りつつも、新しいことに挑戦することが不可欠です。この姿勢がこれからの水素エネルギー社会の時代に生き残り、世の中に必要とされる存在になることにつながるはずです。そういう意味でこれからの岩谷瓦斯が求めるのは、「新しい技術に興味を持ち、自分が新たな製品を創り出すんだ」という気構えを持った人。若手でもチャレンジの機会を与える良き企業風土が当社にはありますし、その挑戦の中で味わう失敗も成功も、皆さんの成長の糧としてほしいと思います。皆さんともに産業やエネルギーの未来を一緒につくっていけることを楽しみにしています。

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