近畿事業部
大阪ヘリウムセンター
牧野 宏一
Makino Hirokazu
工学部 環境応用化学科卒
2015年度入社
就職活動で感じた岩谷瓦斯の印象
水素エネルギー元年と呼ばれるほど、水素が注目された2015年。もともとエネルギー分野に興味を持っていた私にとって、水素ガスやヘリウムガスがトップシェアであるという岩谷瓦斯の強みは一番の魅力でした。
入社を決めた理由と第一印象
トップシェアの水素・ヘリウムで
社会インフラを支える事業の凄さ
学生時代は高分子化学の研究をしていたのですが、もともとエネルギー分野にも興味を持っていて、特に水素エネルギーに可能性や将来性があるなと思っていたこともあり、当社を志望しました。水素ガスやヘリウムガスでトップシェアを誇り、また、様々な産業用ガスを扱い社会インフラを支えているところも大きな魅力でした。入社してからは、今までとは違う分野の知識が得られることや、総合職でさまざまな職場・仕事を経験でき、キャリアの幅を広げられることを実感しています。
現在の仕事内容
“絶対に製造を止めない”
使命をもって設備点検に取り組む
大阪ヘリウムセンターでヘリウムガスや液化ヘリウムの製造を担当しています。ただ、製造担当といっても充填作業をするだけではなく、設備を起動するところから作業前の点検や安全確認、その後の品質分析まで業務は多種多様です。中でも特に大切にしているのは、製造設備の点検業務。点検で設備の状態変化を見落としてしまうと、品質に影響が出ることもありますし、最悪の場合は故障などのトラブルで製造がストップする可能性もあります。もしヘリウムの供給が遅れることになると、半導体や医療用製品、超伝導関連など、最先端技術分野に影響を与えてしまう一大事につながります。日頃から五感をフルに使って、異常やその前兆がないかチェックすることが使命だと感じています。
岩谷瓦斯ならではの
社風を感じたエピソード
仲間と貴重な経験をしたタイでの
ヘリウムセンター新設プロジェクト
良いなと思っている社風は、若手であっても意欲があれば新しいことに挑戦させてくれるところです。私の場合は、2年目に交代勤務の班長に抜擢いただき、マネジメントの面でも大きく成長できたことが印象に残っています。また、7年目にはタイのグループ会社でヘリウムセンターを新設するプロジェクトがあり、現地スタッフを指導するオペレーティングマネージャーとして1年間赴任させていただきました。日本語が通じないスタッフとの信頼関係を築くところからスタートし、途中には製造で一番重要な機器がトラブルに見舞われ解決に半年かかるなど、本当に大変でしたが、みんなの力で工期通りにやり遂げました。こうした大きな仕事も若手に任せてくれるのは、本当に当社ならではだと思います。
Career Highlights
これまでのキャリアハイライト
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1年目 2015年4月
入社
近畿事業所 大阪ヘリウムセンターに配属製造担当として、先輩方から指導を受け、業務知識を吸収。
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2年目 2016年4月
2年目ながら、
交代勤務の班長に抜擢先輩や同僚にも助けられながら、リーダーとして大きく成長。
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6年目 2020年4月
数年に一度の
設備メンテナンスを経験急なトラブルにも対応できる力が身につく。後輩にも頼られるようになり、自信や達成感を得た。
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7年目 2021年4月
オペレーティングマネージャーに抜擢
タイのグループ会社でヘリウムセンターを新設するプロジェクトにおいて、現地スタッフを指導するオペレーティングマネージャーに抜擢される。
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8年目 2022年4月
スタッフの教育を
担当大阪ヘリウムセンターに帰任後、スタッフの教育を担当。タイでの経験をフィードバックし、全体のスキルアップを図る。
Schedule
勤務スケジュール
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06:45~07:00
出社・ミーティング
引き継ぎ簿を確認し、ガスの容器の状態や当日スケジュールをチェックする。
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07:00~12:00
現場対応
ヘリウムガスや液化ヘリウムの充填作業、製品の分析作業、設備点検を実施
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12:00~13:00
昼食
仲間と談笑しながら格安のヘルシー給食弁当を楽しむ。
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13:00~14:15
現場作業
引き続き充填作業や製品分析作業を行い、翌日の出荷準備。夏場は熱中症対策を徹底しながら、安全にも配慮。
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14:15~14:30
引き継ぎ
遅番のスタッフの出社に合わせて、引き継ぎを行います。内容は細かく、漏れなくしっかりと伝えます。
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14:30~15:15
現場引き継ぎ・書類確認
書類だけでなく、現場でも引き継ぎ内容の確認を行い、早番作業での書類もチェック。作業現場を最終確認し、業務終了。